浮気の仕返しや復讐をするまえに考えてほしいこと

浮気をされて、その怒りや悲しみのあまり、仕返しや復讐をしようと思っているのなら、ちょっと待ってください。

 

ここでは、浮気されたので自分も浮気をして見返すことを「仕返し」、探偵などをやとって証拠を握り、離婚をしたり慰謝料をとったり、会社をやめさせたりすることを「復讐」といいます。

 

某巨大掲示板やまとめサイトには、その具体的な事例が赤裸々につづられており、まるで何かの小説を読んでいるように食い入るように見てしまう事がありますよね。

 

もしかしたら、あなたも、そこに書かれているような仕返しや復讐のように、相手をやり込められるかもしれません。

 

ですが、ちょっとだけ考えてほしいんです。

 

 

仕返ししたら、あなたも相手と同じ最低の人間になりますよ。

 

浮気されたからといって、あなたも、相手に同じ目に合わせてやる、っておもって、浮気し返したらこうなるのはお分かりだと思います。だから、ちょっと待ってください。自暴自棄になり、相手と同じレベルに落ちるよりも、まだ、「復讐」のほうがいいです。

 

そもそも、なんで仕返ししてやりたいか、しっかりとあなた自身に説明できますか?

 

 

…もし、浮気をされたらつらいのをわからせてやりたいから、なら、その目的はなんでしょうか。

 

彼や夫、彼女や妻に、浮気相手ではなく、あなただけを見てもらう事ではないでしょうか。

 

それなら、考えることは「あなたも浮気をする」ではなくて、「あなたのパートナーは、どうすれば浮気をしなくなるのか」ではないでしょうか。

 

 

相手が夫なら、こちらのエントリー夫の浮気をやめさせる

 

彼氏なら、こちらのエントリー彼の浮気癖を簡単に治す方法?

 

に書いていますので、手遅れになる前に、一度は目を通しておいてください。

 

 

 

…もし、相手を復讐、制裁したいのであれば、もっとうまい方法をとりませんか?

 

結婚しているのなら、特に。合法的に、相手と浮気相手をぎゃふんと言わせることができます。

 

浮気相手と別れさせた上に慰謝料をとったり、離婚を望むなら、あなたに有利な条件で離婚したり、時には会社をやめさせる、といったような社会的制裁まで可能です。

 

ですが、本当にあなたが望むのか確かめてからでも遅くありません。

 

 

浮気の復讐をしたいのか確かめるのには、理由があります。

 

なぜなら、少なくとも合法的な復讐をするのには、

 

  1. お金
  2. 時間
  3. 強い心

 

が必要となるからです。

 

なんとなくお分かりだと思いますが、「合法的」な復讐であれば(当サイトはもちろん非合法な復讐には反対です)、最終的には裁判で勝てる状態にしておかなければなりません。

 

これは、必ず裁判になるっていうのではなく、仮に裁判になってもあなたが圧倒的に有利に戦いをすすめられる、というような状態を作っておく、ということです。

 

 

「圧倒的に有利」です。

 

それには、探偵などを雇って証拠を掴んでおくという事が必要です。そして、その証拠を元に、弁護士から話をしてもらう、ということです。

 

この時に相手がゴネたら、証拠を差し出す必要があります。

 

自分が悪いという文句なしの浮気の証拠がでてきたら、あなたが出す、慰謝料や離婚時の財産分与などの条件を飲まざるを得ないでしょう。

 

 

なので、探偵や弁護士をやとう「お金」が増す必要です。

 

次に、浮気の証拠をつかむまでの「時間」も当然必要となります。定期的に浮気しているのであれば、しっぽは捕まえやすいですが、たとえば出張のたびにしているとなると、次の出張まで待たないといけません。

 

また、探偵や弁護士に依頼しても、当然彼らの能力によって、証拠を掴むまでの時間や、有利に交渉するための時間が必要です。

 

そしてこの間、相手の好きに(浮気を)させる「強い心」が必要なのです。

 

浮気調査の期間は、相手に証拠を探されている、と気づかせてはいけません。なので、たとえ明らかに浮気帰りでも、追求すると証拠集めがばれる可能性があります。なので、そういう言う場合は知らんぷりをしていなければなりません。

 

 

このように、しっかりと浮気の復讐をするためには、「お金」「時間」「強い心」が必要です。

 

だからこそ、最初に戻りますが、あなたが本当に浮気の復讐をしたいのか確認する必要があるのです。

 

続きます。